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2012年12月10日 (月)

作業員を殺す「被爆隠し」と「偽装請け負い」

新聞に、東京電力がやっと「被爆隠し」と「偽装請け負い」を認めたという記事が出ていました。

「被爆隠し」とは、原発で働く作業員たちが、どのくらい放射線を浴びたか測る線量計を、鉛で覆ったりなどして、被爆量を隠すことです。

こうすれば、法律で決められた基準値以下になるので、それだけ長く働かせられるんです。もちろん放射能を防いでいるのは線量計だけ。作業員はモロに被爆します。

「偽装請け負い」というのは、原発工事会社は、作業員を直接雇わなければいけないのに、孫請け、ひ孫請けして中間でお金が抜いて儲け、安く作業員を使う偽装工作です。

こうやって、うまい汁を吸う人たちのせいで、お金も健康も犠牲になるのが作業員たちです。

約半分の作業員がこういう目に逢い、最悪9割の賃金が抜かれています。

今までそれを東電は見て見ぬふりをしていました。なぜなら、偽装請け負いのほうが作業員を集めやすいし、被爆隠ししていたほうが、あとで作業員がガンになっても、子会社のせいにできるからです。

もし作業員たちがガンになって、東京電力を訴えても、裁判で逃げ切れる。裁判を引きのばせば、訴えた作業員はガンで死ぬ。東電は、震災以前からもそうやっていました。

このブログでも7月21日の「人が死んでも平気」と、8月8日「日本に残る奴隷制度」でこのことを書きました。ぜひ、読んでください。

重要な福島原発の廃炉作業を、東電やその子会社に任せていると、お金も健康も、すべて盗まれてしまいます。

国が、しっかりした責任において、作業員たちを集め、賃金を払う仕組みを作るべきです。今、原発で働く人たちの安全を忘れてはいけません。

もしこのブログを読んだ人のなかで、知り合いが原発で働いていたり、これから働きに行く人がいたら、支援グループがあるので教えてあげてください。

被爆労働を考えるネットワーク
http://www.hibakurodo.net/
090-6477-9358 中村光男




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