無料ブログはココログ

« 9割の小学生が避難した学校 | トップページ | 原発は“日本の恥” »

2013年2月 8日 (金)

ブログ:またまたウソがでてきた、事故調へのウソ報告

2日ほど前から、東京電力が嘘偽の報告を行なったと問題になっています。これはどういうことか、カンタンに説明します。

昨年、国会の事故調査委員が福島原発を視察しようとしました。地震の揺れによる損傷が原子炉本体にあるかどうかを判断するためです。それまで東京電力は、事故は想定外の津波のせいで、原子炉自体に問題はなかったと主張しています。

それを確認するための視察です。

ところが東電は、原子炉建屋にカバーがついていて、中は真っ暗だから危険だと主張し、調査を思いとどまらせました。

ところが、カバーはついていたものの光を通す素材で、しかも照明までついていたんです。

東電は、カンちがいをして、真暗なものとばかり思っていた、と言いわけしています。

でも、公開された音声を聞いてみると、東電の担当者はあたかもその暗闇を目の当たりにしているかのような言い方で、視察しないよう一生懸命です。その言い方からすると、誤解、と言うよりも、そこを見てきて、その危険性を判っていて説明しているかのようです。

以下がその音声を書き起こしたものです。音声は内容の構成を換えて、理解しやすいようにしてあるようです。なお、東電の担当者は2、3人で話しています。

東電「今は建屋カバーがかっていて照明がついておりませんので、原子炉建屋は電源が復旧していませんから、建屋は真暗だということを御了解いただきたい」

事故調「なるほどね。(カバーは)光をとおさないんですね」

東電「ハイ。真暗だそうです」

東電「手に蛍光灯を持っていますんで、手元は明るいですけれども、明かりのついていないところは真暗だと思います」

東電「ですから今はこの映像だと(カバーがつく前と称する映像をみせながら)、少し遠くてもガレキが見えたりしますが、たぶん今入るとですね、照らしに行かないと判らないという状況だと思いますね」

東電「まず足元が相当悪いですね。それから真暗です」

事故調「1、2階は暗いでしょうけれど、4階も暗いですかね?」

東電「4階も暗いです、建屋カバーがついていて」

事故調「建屋カバーは上の方だから、少し明かりは出てないです?」

東電「ないです」

東電「道に迷うとですね、恐ろしい高線量区域に出くわしちゃいますから、いったん迷うともう帰り道がかなり判らなくなる感じで」

事故調「先導してくれるんでしょう?」

東電「今はそれはないです。わたしどもは事務局さんに、それはできませんと伝えてあります」

事故調「ガイドはないと」

東電「そうですね」

以上が、嘘だと断定、もしくはそう思われている会話です。ボクは、意図的にウソをついたのだと思います。

下のアドレスは『朝日新聞』が公開している音声です。東電が必死に説明している様子を聞いてみてください
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201302060574.html?ref=yahoo


東電の大半の社員は、マジメで嘘などつかず、熱心に仕事をする人たと思います。でも、いざ自分たちに問題が降りかかりそうになると、なんでも隠し嘘をつく。

メルトダウンしていない、原発は安全だ、活断層じゃない、事故は絶対おきない、一日も早く被災者を支援する、振動では原発は壊れなかった、原発は安い、停電する、電力が足りない、その他1万以上の言い分け。全部、嘘です。

これが東電に限らず、原発を運営する電力会社の姿勢です。あなたは嘘つきに危険な原発を任せますか?

ボクは絶対反対です。いい加減、東電を罰した方がいい。






« 9割の小学生が避難した学校 | トップページ | 原発は“日本の恥” »

東日本大震災」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1499512/49268729

この記事へのトラックバック一覧です: ブログ:またまたウソがでてきた、事故調へのウソ報告:

« 9割の小学生が避難した学校 | トップページ | 原発は“日本の恥” »