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2013年3月13日 (水)

英雄よりも、ごく普通の人たちの真実を知りたい

先日は震災の特番で、福島原発の最悪事態を防いだ消防士や自衛官のドラマをやっていました。

2年前、東京消防庁のハイパーレスキュー隊が決死の覚悟で原発に放水してヒーローになったのは、みなさんの記憶に残っていると思います。

でも、ヒーローばかりが取り上げられる番組に、ボクは物足りない気持ちです。

津波や原発事故が起こり、放射能に追われるように、命からがら避難所を転々とした人たちがいます。

放射能の雲がやって来ることを予測して、被曝を防ぐ放射性ヨウ素という薬を、独自の判断で配った無名の役場職員たちもいます。

行方不明になった家族を探して、避難所や安置所を必死の思いで訪ね歩いた人たちもいます。

飢え死にした老人や、移動の途中で命をおとした病人や、人々を必死にたすけようとした医者や看護師たちや、ボランティアがいます。

そういう、ごくごく普通の人たちの苦悩は、あれから2年たってもテレビドラマになりません。それが、ボクにはもの足りない。

強いて言うなら、毎週日曜の8時からやっている大河ドラマ『八重の桜』が、それに近いと思います。

幕末・維新で官軍に攻め落とされた会津藩。百年前の歴史物語ですが、それは震災後の福島県の苦悩と再生のドラマであるような気がします。

負けた会津藩は、厳しい風土の青森県の下北半島に追いやられ、藩士たちは飢え死にを覚悟したそうです。

自分で調べてみたら、昭和になって、その会津藩の子孫が下北半島の六ヶ所村に原発施設を誘致したのだとうです。その人は青森県知事になった北村正哉さんと言う人です。

そんな風に歴史を調べてみると、『八重の桜』はすごく重い物語のような気がします。でも、やっぱりこれもヒーロー、ヒロイン物の一種ですね。スミマセン。

ちょっとブログが脱線しました。

来年の3月11日と言わず、震災に遭った普通の人たちのドラマを観てみたいと心の底から思います。

それを待てない人は、そういう本がたくさん売られています。興味のある人は、大きめの書店にいってみましょう。震災コーナーがありますよ。

そこには、ボクラのようなごく普通の人々の、苦悩の記録をたくさんみつけることができます。




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