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2013年5月 4日 (土)

新憲法   オレたちが主役じゃなくなる日

中国での出来事だ。

広東省の村に工業団地ができることになった。国や地方が発展するから、いいことだ。そこで当局は、そこに住んでいる人にロクな補償をせず、勝手に土地を売っ払った。

もちろん住民は怒って役場に抗議にいく。そんな話は取りあってもらえない。そこで、北京まで陳情団を出した。ところが、そういう陳情は法律で禁止されている。だから北京に行った村人は逮捕され送り返されて、ブタ箱入りだ。

もちろんそれを新聞に書くと、新聞社や記者もおこられる。国のやることに反対してはいけない。それが理由だ。

中国。ヤバい国。

で、昨日は憲法記念日だったけれど、今、日本の憲法を変えようとする人たちがいる。改正した憲法はどうなるかというと、今言った中国になる。これ、本当のはなしだ。

現行憲法では、主権はオレたち、市民ひとりひとりにある。市民が幸福を追求できる安心した暮らしが一番重要だって書かれてる。

ところが、ときどき国が暴走して、市民の生活を無茶苦茶にするときがある。原発とかね。そんな暴走がおきないように、国に制限をかけているのが現行憲法の趣旨だ。

ところが憲法を改正したがっている首相の安倍サンと自民党は、新しい憲法案では「主権はオレたち」という、文章を消しちゃった。

代わって、オレたちよりも優先されるのが「公共の福祉」だ。

「オレ」よりも「福祉」を優先するなんて、犠牲的精神いっぱいのいいハナシじゃん!って思うよね。そこで考えてみよう。

さっきの中国の話で言えば、優先するのは工業団地。と、言うことになる。だって、国の利益になるからね。住民なんて無視しろってことだ。

自民党には憲法改正推進本部っていうのがあって、そこで本部長の代行をしている船田 元サンっていう議員センセイがいる。栃木1区だ。テレビでそのセンセイが言ってたよ。

「たとえば道路を通す時に、自分の土地を通ることになる。もちろんお金とかですね、いろいろな問題があって立ち退きをなかなかしない。そのために道路が通らなくて、多くの人々がそれを通ったならばすごく利益があるのにできない。

そういう状態があちこちで起こっている。(中略)だから、そういう状況をすこしでも改善するために、憲法の中での歯止めというか要素を入れさせていただくことによって、行政の実行をよりしやすくするということも大事ではないか」

つまり、道路を通するとき、いやがる人は無視する。個人よりも国が優先。

それが新しい憲法だ。

もちろん、道路を通すな!と反対することはできるよ。でも、反対デモをすれば、「公共の福祉」をそこなうから、デモなんかするヤツらは逮捕できる。

原発に反対してデモをしたら逮捕。TPPに反対してデモをしたら逮捕。道路建設に反対して、チラシを配ったら逮捕。なぜなら原発もTPPも道路も、日本の経済をよくする手立てだからね。

「強い日本を取り戻す!」が、自民党と安倍さんのキャッチフレーズだからね。

追い抜こう中国。目指そう中国式政府! 

って言うよりも、「人権」ってトコから見ると、北朝鮮みたいな国になるってことだよ。もしそんなことになったら、政治的大震災だ。

所詮、政治家なんて自分に都合のいいことばかりする。だから政治家センセイたちが熱心に憲法改正やりたがる。じゃなきゃ、そんなことするワケがない。でショ?

憲法改正ってなんとなくいいコトみないなイメージだけど、よくなること、悪くなることを、よぉく知っておこう。ちょっとは勉強しとこう。ネットならカンタンだよ。

やっぱり憲法は「オレたち主役」って方がいいね。



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