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2013年5月 2日 (木)

原発決死隊  その裏にあるダメな実態

ここ1週間ほどのブログでは3回にわたって、危機に対応できない原発訓練の様子や、作業員に決死隊を組織させ、死ぬのを覚悟で作業に当たらせる今の日本の原発について書きました。

では、福島原発や14年前のJOCの事故で組織された決死隊とは、いったい何なのでしょうか。

事故の可能性を精査せず、日頃からちゃんとした訓練もせず、被曝を防ぐ装備も準備していない。だから決死隊なんてものが必要になるんです。

アメリカには原発事故の際、宇宙服のような装備を着て、事故の収束をするプロの会社があるそうです。でも日本には、そんな考え方すらありません。

だから、死ぬのを覚悟させて送りだす。

それをテレビで、英雄と言ってもてはやす。きっとボクもそのテレビ番組を見て感動するのかもしれません。……そういう自分が愚かに見えます。

ボクが思うに、の決死隊っていうのは、戦時中にあった特攻隊と同じです。

原発の決死隊は、東京電力の安全対策が“無策”だったから組織されたんです。「死の危険はあるけどやってくれないか」といいうわけです。作業員は悲劇です。

戦時中の特攻隊も、当時の軍部や政府が“無能”だったせいで、「お国のために死んでくれるか」と命令するわけです。死んだ若者はかわいそうです。

これが日本とアメリカのちがいです。

アメリカは、準備や対策をたて、プロの作業員ができるだけ安全に仕事をするように心がけます。

日本は、準備も対策もたてず、ヤバくなったら決死隊を組織する。それが美談になる!

アメリカの海兵隊は、新人の隊員に「死ぬときは許可を得なければ死んではいいけない」と教えるそうです。アメリカ軍は、死んではいけないんです。

日本は、「お国のために死んでくれ」と言う。それが美談になる。

死んだ人がかわいそうです。無能な政府、会社、上司、上官たちのために、決死隊や特攻隊が組織される。

それが今の日本です。

原発事故のテレビで流れる美談を見て、感動するようなボクは、それだけじゃ本当はダメなんだ。と、理解しなければいけません。

安全や命の意味を考える。それがボクラには必要なことなんです。



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