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2013年7月16日 (火)

ちゃんと知ろう  食べ物の安全基準

大切な数字なので、覚えておきましょう。

「100ベクレル/kg

これが今、日本の安全基準になっている数値です。

1ベクレルとは、1個の放射線核種が1秒間に1回崩壊し、放射線を出す単位です。

もし100ベクレルの食品を食べると、それが体内にある間は「1秒に100回の放射線を内部被曝する」ということになります。

日本では、1キログラム中100ベクレル以上入っていると「基準値を超えた」ということになって、出荷停止になります。

ここに問題があります。

100ベクレル/kgという数字は、セシウムだけの検査です。もし違う核種、たとえばトリチウムとかが入ってても、数値にあらわれません。核種が違うと、検査機器をかえて、それぞれ調べなければいけません。とても面倒になります。

そのうえ生活環境に放射能があると、身体の外からも被曝します。これが外部被曝です。だから正しい被曝量は

内部被曝+外部被曝=被曝の総量  となります。

言いかえれば、セシウムだけしか検査しない食品の数値だけをとって「100ベクレルは安全」と言う日本の基準は、中途半端だったりするんです。

ではなぜ100ベクレルという基準にしたのか。

100ベクレルより厳しくすると、原発事故で放射能が降った東北・北関東の農家にとっては、相当キビシイ数値になります。

出荷できず、潰れる農家がでてきます。

でも、日本の食べ物を安心して食べるには、本当はもっとキビシイ基準を作り、政府がちゃんとした除染や賠償など、しっかりやればよかったんです。

除染費用や賠償費用をケチって、甘い基準にしてしまったから、中途半端な安全しか保証されなくなりました。

あとは自己防衛するしかありません。買い物をするときは、食品の産地に注意します。

でも、加工食品は表示義務がないので、ボクら個々の判断になります。

たとえば牛乳。産地の出ている牛乳があります。「北海道牛乳」とか「那須牛乳」とか。

前にもブログで書きましたが、埼玉の浦和駅前にある大丸デパートでは、栃木県(福島県の北隣)の那須牛乳はほとんどみかけなくなりました。代わって北海道の牛乳がよく売られています。

でもヨーグルトは加工食品なので、どこ産の牛乳が使われているかは表示されません。乳製品であるチーズやアイスクリーム、赤ちゃんの粉ミルクなんかもそうです。

「100ベクレル/kg」という数値ですが、安心して生活をしたいなら、個々がもっと低い数値を目指す。そんな小さな努力が必要です。

でも、東北や北関東の食べ物を全部拒否する必要はありません。ボクは仕事でよく東北にいくし、そこでは食事を美味しく食べてきます。

それは、日頃から食べ物に注意しているから。普段から体内の被曝量を低くするよう産地には気をつけます。

今週末、宮城県に行きます。ボク的には、牛タン楽しみにしています。

ただしこれは、ボク流の対処方法です。人によってはもっと厳しく考える人もいます。

要は、個々の人がちゃんと知識をもって、自分で自分や家族を守るっていうことです。




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