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2013年7月15日 (月)

原発災害  人もペットも苦難

この前、仕事の打ち合わせがあって、駅前のパルコで待ち合わせをした。先方が夕方の渋滞にまきこまれて遅れるって携帯が入ったんで、ボクは本屋で時間を潰すことにしたんだ。

そこで手にとったのが、『のこされた動物たち』。

人々が原発エリアから避難して、そこにとり残された犬や猫の写真集。

やせこけ、薄汚れ、さまよい歩いている動物たち。中には津波に巻き込まれ、全身泥まみれのまま死んだ犬の姿もある。

その後飼い主と再会できても、いっしょに避難所に入れない犬は、夜の駐車場のクルマの中で過ごしたり、保護施設に預けられたりする。

そんなふうに、人が入れない放射線地帯でも、ボランティアが面倒を見てくれるシェルター(保護施設)でも、飼い主のことを待ち続けている犬たちの姿が心を打つよ。

ボクも犬を飼っているからね。今日のブログを書く前も、一生懸命ウリウリなぜてやった(朝の儀式)ところだ。

ボクがこのブログを始めたのは、大震災から1カ月後の4月。ネットで、人が避難した牧場で、牛たちの動画を見たのがきっかけだ。

ある牛は人の姿を見て、空腹からかモーモー鳴いて近寄ってくる。ある牛は餓死している。何十頭もの牛たちの死。悲惨な姿だった。

そんなぐあいに犬たちの写真を見ているときに、ハタと思いだした。その前の日、都内に出かけたとき、駅前でボランティアが被災地のシェルターに募金を呼びかけていいたっけ。

遅ればせだけど、もし今日もいたら募金をしよう! そう思って、いそいで駅に行って、募金箱にお金を入れてきた。

千円。

ボクがお金を入れる直前も、女の人が小銭を入れていた。あんがい募金する人はいるみたいで、透明の募金箱には千円札が何枚か入っていた。

でもね、募金した後、ボクはちょっと悩んだよ。

ペットにはお金がかかる。エサ代とか、予防接種代とか……。千円で何匹助けられるのか? ひょっとしたら、数日分のエサ代くらいにしかならない。

先週の猛暑。炎天下に立って募金を呼びかける人も暑そうだ。水でも買ってあげようか? でも、その水代の105円を、彼より犬に募金したほうがいいのか?

じゃぁ5千円ならいいのか? 1万円なら十分なのか? 100万円なら足りるのか?

きっとぜんぜん足りない。

もし人間なら、千円なんて2食分の弁当代にしかならないね。

そうやって、人間ばかりか犬や猫すら十分に助けることができない現実の中でボクは暮らしている。

自分自身の無力さを感じるよ。

原発事故は、人も犬も猫も牛も。すべての生き物の生活を破壊してしまう。

ぜんぜん足りないけれど、これからもボクはちょっとだけ募金をしていくよ。満足感なんてゼロだし、募金をしても嬉しくない。達成感なんかぜんぜんない。

でもそれをやめたら、なんだか負けちゃった気持ちになるんだ。

今日も飼い主を待っている犬たちのために、原発は絶対反対。そう思う。そしてあとでもう少し長く、ウチの犬をなぜてやろう。そう思う。


牛の動画です  もし観るのなら、なん10もの死骸があるので注意してください。
http://www.youtube.com/watch?v=-kNVWIdWpG0

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