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2013年7月 9日 (火)

命のピンはね  ぼくらが暮らす日本の現実

1週間くらいまえ、新聞に映画の批評記事が出てました。『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』

フィリピンの注目映画で、外国人を含む21人の観光客が身代金目的の武装勢力に誘拐された、これは2001年に起こった実話だそうです。

ショックだったのは「海外から送られた身代金をピンはねする政治家」がいる、というところ。

ええッ?って思いました。

人の命の代金までも、自分の懐に入れてしまうような人がいるなんて。これがフィリピンの現実なんですかね?

でも日本でだって、今、同じことが起きているね。

福島に降った放射能を除染するという名目で、大企業が事業を落札して、1次下請け、2次下請け……と仕事を順次下請けにまわしていって、大切な予算を中間の会社がピンはねする。

みんなが儲かるゼ。除染作業は金のなる木だ。

でも実際に、放射能を被って除染する人は、いくらもらっているの?

福島第一原発で働く作業員たちも、同じ構図。途中で、企業や下請け会社がピンはねする。

そのうえ、除染しても目標値まで下がらない地域がある。

それなのに政府は再除染を拒否する。その理由は「予算がないから」だ。

ピンはねしなければ、もっとしっかり広い範囲を除染できるはずだ。作業員たちも、やる気が出るよね。もっと多くの作業員たちを雇うコトだってできる。

こんな具合に、福島の人を助けるための巨額の税金がピンはねの対象になっている。

福島県では震災以降2年間で、避難生活の心労などで亡くなった人は1200人になったらしい。いっぽう地震や津波など、直接的な原因で亡くなった人は1600人。

もうすぐ、直接原因で亡くなった人を、震災後に亡くなった人が抜いてしまう。こんなことでいいの? ボクらは、福島をぜんぜん助けていない。

今、日本でおこわなれているピンはねは、被災者の命をピンはねしてるってことなんだ。




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