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2013年9月28日 (土)

隠されたデータ  事故原因の究明を妨げる

飛行機の墜落事故が起きると、まずボイスレコーダーを回収します。

みなさん知っていると思いますけど、これはパイロットの会話のほかに、飛行データ、つまり高度やスピード、操縦操作とかが記録された装置です。

このボイスレコーダーがあれば、事故直前の一部始終が記録されているので、事故原因の解明ができるんです。

最近知ったのですが、原発にも、このボイスレコーダーに当たるものがあるんだそうです。

「過渡現象記録装置」というものです。

それを見れば、原子炉の状況がひと目でわかるのだそうです。

昨日のブログ、覚えていますか? 原発事故で避難した木村俊雄さん。

爆発直後はドロドロの鼻水が出て、鼻血が止まらなくなって、被爆による低線量障害を証言した元東京電力の原発運転員です。

その木村さんが、今年7月、「過渡現象記録装置」のデータが、一部抜けていることを指摘しました。

国会の事故調にも、データの一部しか提出していなかったのだそうです。

隠していたとしか思えません。

しかも、東電の担当者は、残りのデータを公開するつもりはない!と、かたくなです。

事故のデータはできるだけ見せない。それが東電の方針です。

なぜなら、公開されたデータから読み取っても、福島原発が津波に襲われる前に、すでに原子炉に異常が出ていことがわかるのだそうです。

ところが、原発は津波で壊れた。

それが東電の言い分です。だから津波対策をしさえすれば、原発は安全だ。

でも、津波ではなく地震で壊れたとしたらどうなるか。原子炉に地震対策をしなければいけません。

莫大な資金が必要になるばかりか、放射能に汚染された原子炉を直接工事するため危険で、時間もかかります。

再稼働なんか、さらにその先。つまり、いつまでたっても原発を動かせません。

東電はじめとした各電力会社にとって、福島原発が地震で壊れたとなると都合が悪いんです。

だから、やっと出した「過渡現象記録装置」のデータ。もちろん、2年も隠していたうちに改ざんされています。

データを書き換えたりはしていないようですが、出さないデータがあるそうです。

元、原子炉運転員の木村さんからすると、いまだ公開されていないデータが多くあるのが判るのだそうです。

そうやって、東電はいまだに事故原因の追及を妨害しています。不都合なデータは隠します。

そんな会社が、日本の半分を滅ぼしかねない危険な施設、原発を動かそうとしている。新潟の柏崎原発を、再稼働しようとして前のめりです。

安全を無視し、危険を無視し、重要データを隠し、水漏れすら防げない企業。

そんな連中に原発を持たせるのは大まちがい。

東京電力は、いかに危険な会社であるか。それを肝に銘じておくことです。


※興味のある人は「過渡現象記録装置」や「木村俊雄」さんをネット検索してみてください。いろいろな情報が出ています。それを読むと、ボクのブログじゃ書ききれないほど、東電が事故の原因を隠そうとしている姿が出ています。





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