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2013年10月15日 (火)

原発守備隊、死んでください

『原発テロ』

そんなタイトルのNHK特集が、今月の7日夜に放送されてたね。

これまで日本は原発テロ対策を真剣に取り組んでいなかったことを、このブログでも何度か紹介したけれど。

なんせ、「世界最高水準の安全」が唄い文句のニッポンの原発。

ところが去年、核物質を保有する国の安全ランキングが発表されて、テロ対策も含むと日本の安全管理のレベルは32カ国中、23位。

どこが「世界最高」だ? あいかわらずウソばっか。

どっちかっていうと、「危険な国」に認定されちゃったぜ。

こりゃいかん、ということであわてて“原発守備隊”を作ったみたい?

今はマシンガンを抱えた原発立地地域の県警特殊部隊が、いつも詰めているんだって。

でもNHK特集では“原発守備隊”の不備も指摘していたよ。

もしテロとかで放射能が漏れたとき、正義を守り隊員が、どのくらいの被ばく量までよしとするか? 逆に言えば、何ミリシーベルト以上になったら、隊員の命を守るため、撤退命令を下すか? それが決まっていないんだって。

でも待てよってボクは思う。

原発テロをするヤツらって、下手したら自爆テロかもしれない。連中が、命を捨てる覚悟だったらどうする?

まだテロリストが原発にいるのに、基準値を超えたから守備隊撤収! あとは自由にやってください。ってことになるのか?

それとも、死ぬ限度以上の被ばく覚悟で、戦えって命令するのか? どうする、日本?

実は、過去に外国でそんな命令が出たことがある。

今から50年前。ソ連の原子力潜水艦だ。

原子炉の事故を起こして、修理するため乗組員の中から決死隊が作られた。

作業時間は一人10分と決められて、8人が修理作業をした。

なんとか修理できて、無事ソ連に帰れたんだけれど。

作業した8人は全員1週間以内に亡くなったそうだ。これは実話だ。

『K-19』っていうアメリカの映画になっているから、ボクは観てみたいって思うんだ。艦長の役はインディー・ジョーンズで有名なハリソン・フォードだ。

急性放射線障害による死って、これ以上ないっていうくらい苦しいらしい。苦しんで、苦しんで、最後は絶対に死ぬ。助からない。

日本で原発テロが起こった時、警官隊は死ぬの覚悟で鎮圧できるか。彼らが被ばくして、死ぬことが判っているのに、死守しろって命令できるか。

重い判断だね。

原発を持つ、原発を動かす、原発で電気を作る。

それはナマやさしいことじゃない。命の取り引きをしなきゃならないってことだ。

原発を持つってことは、そんな覚悟が必要だってことを、キミに知ってもらいたい。

やっぱり持たないほうがよかったんじゃない?



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