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2013年10月30日 (水)

怪しい  今の20倍の放射線量でも安全か

数日前の新聞にこんな見出しがあった。

「年間20ミリシーベルト(mSv)なら安全」

これは来日して福島原発を調べに来たIAEA、国際原子力機関の人が発言した言葉だ。

それを受けて、日本の原子力規制委員会の委員長、田中俊一さんも「20mSv」を支持する発言をしたね。

IAEAって言うのは国連の機関で、イラクや北朝鮮の核兵器疑惑のときに、査察チームを送り込んだりするから有名なところ。

でもね、そんなスゴイ人たちが「安全」って言っても、ボクはにわかには信じられないな。

そものも、人が浴びたら危険って言われている放射線量は、生涯100mSv。

この数値を元に、年間1mSvなら、100年で累積100mSv。寿命もあるから、これなら安全だ。っていうのが基本。これが今の日本の基準だよ。

でも、100mSv以下の低線量被ばくでも、重大な病気になるっていう説が、とっても根強くある。

だから、もし安全に暮らしたいなら、生涯100mSv以下、なおかつそれよりもずっと低い数値で暮らすことが重要になる。低ければ低いほど、安全が高まるのが放射線だ。

これが、ボクが理解する放射線量に対する安全値。まちがっているかも知れないけれど、できるだけ安全をとるのがいちばんだ。

ところが、いきなり20倍に増えたのが、IAEAの20mSvって言う数値。

100mSvを5年で達成しちゃう!ってことだよね? ちがう?

ま、IAEAは根拠があって言っているんだろうけれど。

でもボクはIAEA自体も、あまり信じてはいないんだ。

IAEAは、核兵器や原発を持つ国の政府が予算を出している機関だっていうことは知っている?

当然、原発を推進するボクらのニッポン政府も、IAEAのスポンサーだ。

どっちかって言うと、原発推進寄りだとも言われている。

ボクはIAEAが中立的な機関なのか、それとも推進派寄りなのか、ホントのところはわからない。

でも、チェルノブイリの原発事故で、周辺国から子供の心臓疾患や循環器系疾患がたくさん報告されても、事故との因果関係はないっていう立場のIAEAやWHO(世界保健機構)は、信じたら痛い目に合いそう。

今、日本の政府は、除染目標の年間1mSvを達成できなくて困ってる。

もしその目標がIAEAの言うとおり20mSvになったら、予算を何兆円も削れるし、もう福島の面倒!な除染をやめられるから万々歳。でしょ?

もちろんその結果、ガンや白血病、その他の病気になるの可能性が高くなるのは福島県に住む人たち。

被ばく線量は、いろいろな意見がある。

100mSvなら安全。100mSv以下でも危険。1mSv以下で、さらに小さい数値にすることが必要。年20mSvなら大丈夫。20mSvなんて、とんでもない!

っていうふうに、学者によっても意見は割れてる。

それならボクは、一番小さな数値になるように生活するよ。中途半端な高い数値は避けた方が、本当の安全だ。

そうやってボクは、自分と自分の家族を守る。

国連とか、IAEAとか、すごい機関が何を言ったって、彼らを全部信じたりはできないね。つねに疑いの気持ちを持っているよ。

「20mSvなら安全」なぁんて記事を書いた新聞社もいい加減だ。朝日新聞だけどね。

大本営発表みたいな意見をそのまま新聞に載せるんじゃなしに、いろいろな意見があることも書き加えるべきだ。

そうしないと、誤解を招く。ボクも文章を書く仕事をしているけれど、ときどきこうした新聞社の記事の書き方のひどさにあきれることがある。



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