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2013年10月16日 (水)

キミは、被ばくせずに避難できるか?

原発事故が起こったら、被ばくせずに避難できるのか?

これが福島での事故以来、原発立地地域に住む人たちの悩みだ。

先週末、鹿児島県の川内(せんだいって読むんだよ)原発で、2日間かけて大規模な避難訓練が行なわれた。

事故以前の避難訓練は、どんなにヌルい内容だったかは12日のブログで書いたので、まだな人は読んでみて。

もし、機会があったら、今回の川内原発の訓練のうち、うまくできたところはどんなことで、失敗したのはどんなことだったのか、ボクは読んでみたい。避難訓練の詳しい報告書は、発表してくれるのかな?

そんな訓練初日の翌日、朝日新聞12日の朝刊で各原発自治体の避難の現実を問いかける記事があった。タイトルは

30キロ内「避難できるか」
離島・豪雪 住民不安

避難しようにもできない人がいることを紹介していた。

たとえば柏崎原発から2キロ地点の新潟県柏崎市の荒浜地区。

地元の人は「雪が降ったら30キロ圏どころか、市外にも出られないかもしれない」と心配する。

地区は今年、住民100世帯がマイカーで移動する訓練をしたらしい。普段は5分で行ける距離が、渋滞で50分かかったそうだ。

柏崎の30キロ圏内には、豪雪地帯もある。雪が降りだすとクルマが立ち往生することもある。

では、福島のときみたいに、バスで避難するというのは可能か?

原発が危ないかもしれない。そうなったらいち早く、県内、県外からバスを集めなくてはいけない。柏崎の30キロ圏には43万人が住む。バス1台が50人乗りとして、のべ8600台必要だ。

いつ放射能が吹き出すかわからない原発の近くに向かわせるのだから、バスの運転手にも放射線防護の勉強をさせなければならない。常ひごろからね。

タイべックススーツ(あの白い防護服のこと)の着方とか、安定ヨウ素剤の服用の仕方とか。線量計の見方とか。

それでも、行きたくないというバスの運転手さんがいるかも知れない。強制はできないよ。運転手さんは民間人なんだから。

新潟みたいな豪雪だと、家から避難すらできない。もし避難したら、雪の重みで家が潰れちゃうんだって。

雪下ろししないといけないので、「避難する人はほとんどいないのではないか」っていう人がいる。

佐賀県の玄海原発の沖合には、1万6千人が住む島がある。事故が起きたら、逃げ場がない。

こうした現実は、キミはどう思う?

今、電力会社は原発の再稼働に躍起になっている。

でももし事故が起きたら、逃げきれない人も多数でてくる。そうなったら、どうするか?

被ばくさせときゃいいさ。

電力会社は実はそう思っているのではないか? じゃなきゃ、避難方法もしっかり確立できないうちに再稼働なんてありえない。

たくさんの問題を積み残したまま、とりあえず原発動かそう。そんな無責任、させてはいけない。



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