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2013年10月 8日 (火)

食べ物の安全は二の次

市民の安全に気を配っているように見せて、実は市民を危険にさらしている。

そう見えてならないのが福島県の県庁。

原発事故当初から、福島県(つまり県庁はじめ公的機関)を信用しなくなった。

「安全、二の次」

という考え方が透けて見えるからだ。

最近知ったのだけど、原発事故のあった2011年秋。福島の米は汚染されていませんと県知事が“安全宣言”を出した。

県の検査方法はこうだ。

予備検査で1キロあたり200ベクレル(当時の暫定基準値)を超えるかどうかを見る。

超えなければ、収穫後は旧市町村ごとに2か所の米を選んで検査する。

考えてみてよ。自分の住んでいる市でも町でも村でも、その面積を思いうかべると、ものすごく広大な面積だよね。その中のたった2か所だけを検査する。かなり大雑把!

それで引っかからなければ「安全♪」となる。

笑えるでしょ。検査を大雑把にして、汚染米がすり抜けるようにしている。ボクにはそんなふうに見える。

汚染された米があっても、見つからなければオッケー。

ところが、ある農家で630ベクレルの米が見つかった。

安全宣言は1カ月後に撤回されることになる。当時、テレビ局がその畑に押し寄せて、盛んにレポートしていたから覚えている人も多いハズ。

実はその農家がある地域は、独自の基準で調べていたエリアだ。

福島県内にある農協の中で、JA新ふくしまが担当したエリア。

JA新ふくしまは、安全を優先して担当地区を県より綿密に検査していた。

市町村ごとに2か所の県に対し、全農家を調べた。

その結果、630ベクレルの汚染米が見つかった。

福島県のやり方は、汚染米の見つかる可能性をより低くするための検査方法。農産物を売りたいからね。

JA新ふくしまのやり方は、汚染した米がないか、その事実を探すための検査方法。食べ物は安全が大切だからね。

徹底して調べて、本当に安全だという結果が出ない限り、流通させちゃいけない。それが放射能汚染っていうものだ。

本当の安全よりも、インチキな安全が優先。それは米の問題だけに限らない。
似たような実例が、福島県には無数にある。

こんな具合だから、ボクは福島県庁やその傘下の公的機関を信用しなくなった。

しっかり検査をして安全を保障する。そこから信頼が生まれる。残念ながら福島県は、その機会をぶち壊しにしてしまった。



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