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2013年10月31日 (木)

原発事故から避難するタイミングはいつか?

大震災の翌日、3月12日午後3時36分。福島原発1号機が、轟音とともに吹き飛んだ。

大量の放射性物質が大気中に撒き散らされ、外に出ていた人たちの上に舞い降りたそうです。

その時外にいた双葉町の町長(当時)、井戸川さんは、住民たちの上に白い綿ぼこりのようなものがフワフワ落ちてきたのを目撃しています。

原子炉建屋の断熱材か何かだったのでしょうね。でも元町長は、自分が被ばくしたことを実感したそうです。

その夜、井戸川さんは福島市内の県立医大に行き検査を受けたそうです。

すると井戸川さんが着ていたジャンパーからヨウ素やセシウムが見つかりました。

それは驚愕の事実でした。

自然界に存在しないヨウ素131やセシウム137が検出されると言うことは、すでに原発の中のものが外に飛び出しているということだからです。

そのころ政府の発表は「放射性物質の数値は想定内」「原子炉は健全」「メルトダウンは起きていない」。たいしたことではないから大丈夫という雰囲気。

原子炉に穴が開いたということは、住民を即避難させるべき重大事故です。

でも政府はそうはせずに、何も知らない住民を安心させることだけに腐心していたんですね。

東京電力も、メルトダウン(炉心が溶け落ちる状態)を否定し続けました。5月まで。

日本人てよく「大丈夫です」って言うよね。どんな時でも「大丈夫」。

60年前、戦争に負けているときも「大丈夫」って言っていたし、2年前、原発が次々に爆発したのきも「大丈夫」って言っていた。

そうやって、避難どころか、被ばくしても事実を隠し「大丈夫」って言い続ける。避難より、安心させることを重視する日本人らしい思考法。

でもね、もし住民が大量の被ばくをどうしていたんだろう?

結局、原発事故がおこっても、電力会社はそれを過小評価する。「逃げてください」などとは絶対に教えてくれない。

だからもし、次に原発事故がおきたら、もうボクら住民は自己責任。

政府の誘導なんて待ってはいられないし、電力会社は教えてはくれない。

逃げ遅れて被ばくして、将来ガンやその他の病気いなっても、裁判とかなんやかやで莫大な時間がかかる。白血病になって、賠償金をもらったとしても、そんなのうれしくもない。金いらないから健康を返せ、ってなる。

電力会社は危険が迫っていることを教えなくたって、罪になることはない。東電だった、誰も罰せられないしね。だから電力会社は住民が被ばくしたって、ダンマリを決め込むに決まってる。

だからね、もし次の原発事故がおこったら、逃げるかとどまるか、それを判断するのはキミの自己責任っていうことだ。

ボクはどうするか。とりあえず、逃げる。当てにならない政府の指示なんか待たないね。

原発で放射性物質が外に漏れるほどの事故が起こると「原子力緊急事態宣言」が出される。

これは度合いによって、「十条事態」、「十五条事態」と発令される。

これがボクの目安。

福島原発では、この宣言はすぐにテレビで発表したね。

ボクは、十条が出たら逃げる用意をする。3月11日3時半ごろ出された。

十五条は、本当にヤバいことになっている状況。福島でも3月11日夜7時に出された。

できれば、この十五条が出る前に、ボクなら逃げ出すね。

そうやって、原発事故に自分で対処しないと、あとで後悔することになるかもしれない。

だから「原子力緊急事態宣言」と「十条」「十五条」って言う言葉を覚えておいて。

「大丈夫」っていう言葉より重要だ。

逃げるか、逃げないか、それは自己責任。そう肝に銘じておくつもり。



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