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2013年10月22日 (火)

ボクらは子供を守れるのか?   浪江町の遺伝子検査

なぜ人は大量の放射線を浴びると、ガンやその他の病気になるのか。知っていますか?

放射性物質と言っても、放射性ヨウ素、セシウム、プルトニウム、トリチウムなど、いろいろな核種があります。

核種によっては、ヨウ素のように数日で消滅してしまうもの。消滅するまで数年かかるもの。プルトニウムのように数万年かかるもの。様々です。

核種によっては、人体に害を及ぼさないものや、逆にとても危険なものがあります。

体内に入った放射性物質は、放射線を発します。

この放射線が、時には人の細胞の染色体を傷つけたり、切ったりするんです。

1ベクレルとは、1秒に1回放つ放射線の量です。

100ベクレルは、100個の放射性物質が、1秒に100回、放射線を出します。

放射線により切れたり、傷ついたりした染色体はたいがい元にもどります。

ところがときたま、切れた染色体が、別の染色体とくっついてしまうことがあるんです。

染色体には、人の遺伝情報がはいってます。染色体が奇形になることで、誤った遺伝情報が伝わり、その細胞がガン化したり白血病になったりするほか、さまざまな病気の要因になるんです。

福島第一原発の爆発で放出した放射性物質が、大量に降った福島県浪江町。住民の多くが被ばくしました。

今年の夏、その浪江町の子供たちに遺伝子検査が行われたそうです。

染色体の異常の有無を調べることで、子供に異常が出ないかを調べているんです。

そんな番組が先日NHKで放送されました。『被ばくの不安をなくすために 福島・浪江町の染色体検査』という25分間の番組です。

とある子供と母親が紹介されました。検査の結果が通知されます。染色体には、異常のないことが確認されて、ほっとした母親の表情が印象的でした。

800人の子供が検査を受け、今4%の結果がでたそうです。その4%には、染色体の異常はみつかっていないそうです。

でも、先にも説明したように、一度体内に入った放射性物質は、これから何年も放射線を発し続けるものかもしれません。

そこに住んでいれば、地面に落ちた核物質からも放射線を浴び続けます。

今異常がなくても、5年後、10年後、50年後に、細胞を傷つけるかもしれません。

事実、NHKが今年の8月6日に放映した『終わりなき被ばくとの闘い』という番組では、広島の原爆で被爆した人に、今、染色体の異常が発見されることを紹介しています。

原爆は時限爆弾だって言われています。何十年もたった後に、人を殺すんです。

原爆投下から68年たっています。

『被ばくの不安をなくすために』というタイトルの今回の番組ですが、1回の遺伝子検査では100%安全だとは思えません。

この先、定期的に何年も、何十年も、検査を繰り返す必要があるのかもしれません。

子供たちを絶対に守ってほしいです。

原発は、ひとたび事故が起これば、何十年もかけて人を殺す怪物なんですよ。

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