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2013年10月20日 (日)

日本の食品の放射線、100%の安心はない

「ぶっちゃけ、百%安心とはいい切れない」

福島で農家をしている、ある若い奥さんの言葉です。

ボクはね、1週間くらい前に新聞で読んでから、この言葉が頭から離れないんですよ。

日本の農業も、食品産業も、交通機関も原発も。百%安心があるから、世界一の日本になったんだと思うんです。

それが、

「ぶっちゃけ、百%安心とはいい切れない」

日本は今、安全安心の国じゃなくなってしまいました。

そんな発言を新聞に載せた農家の奥さんは勇気があると思います。

今の日本。あれほどみんな、百%、二百%の安全を誇っていた農業や食品関連の人たちが、一斉に「食の安全」のことについてダンマリを決めこみ、「放射線は基準値以下だから大丈夫」という消極的な言葉に終始する。

1年くらい前だったか、NHKの番組がチェルノブイリ事故で農地が汚染されたベラルーシの様子を放送しました。

ベラルーシでは農地1枚ごとに放射線量を調査して、作付を判断しています。調査にはお金と手間がかかるけれど、そうやってデータを公表して、安心を得る努力をしている。

だからベラルーシには「風評被害」がないそうです。

では、「食品の安全世界一」の日本ではどうか?

もちろん、農水省はそんな検査はしていないし、する気もない。

ところが実際に、福島ではそうした検査をした人たちがいます。

ベラルーシ並みに細かく農地を調査をすると、国や県の検査では見逃された高い線量の農地や住宅地が見つかるのだそうです。

中には調査員の被ばく線量を注意しなければいけないほどの農地もある。

「風評被害」のせいで福島の農作物が売れないとテレビや新聞では言っているけれど、ロクな検査もせずに「安全」という人たちこそ危険である。

「風評被害」どころか「実害」がある。ボクはそう思います。

本気になって、徹底して検査する。汚染されたものは絶対に見逃さない。

汚染された畑があったら、政府はボクらの税金でしっかりと保障する。東電も賠償金を支払う。

そいういう気概を持って検査をすれば、今もっと多くの人たちが安心して福島の農作物を食べていたはずです。

それを怠った結果、福島の作物に疑いの目が向けられる。安くても買ってもらえない。

「ぶっちゃけ、百%安心とはいい切れない」

そんな不確かな食品を、絶対に流通させてはいけない。それが福島復興の、本当の入り口だと思いませんか?

百%安心になったときこそ、福島の農業は本当の意味での復活の第一歩になるんですよ。

そういう努力をしている放射線地帯の農家の人たちが、今の福島にいる。ボクは応援しますよ。


※福島の農家が努力してい本当の安心を得ようとしている様子は、朝日新聞の連載『プロメテウスの罠 給食に福島米』のシリーズ(全19回)で取り上げられました。今日のブログは、その内容を元に書いています。

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