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2013年11月19日 (火)

国が助けてくれた人  わずか4%

つい数日前、ボクは衝撃的な数値を見たよ。

原爆症認定患者。

わずか4%。

広島や長崎で被曝した人は、テレビや新聞でときどき見るから、認定された患者さんは案外多い。って、ボクは勝手に思っていた。

ところが、ものすごく少ないっていうことを、つい最近、毎日新聞の記者、日野行介って人が書いた本を読んで知った。

原爆で被曝した事実が証明できれば“被曝手帳”が渡されます。

20万人が、その被曝手帳をもっています。

ところが、そのうち原爆のせいで原爆症(つまりガンや白血病になったと)になったと認定された人はわずか8000人。

20万分の8000。

たった4%だ。

認定されれば医療費の特別手当が支給される。

ところが、大多数の96%もの人たちが、そうした制度からこぼれおちてしまっている。

しかもね、2008年に変わるまで、認定基準はさらに厳しかったそうだ。それまで認定されたのは

1%。

100人に1人だよ!

ほんのひと握りの患者しか、国からの補助を受けられない。

びっくりするよね。

似たような数字をボクは最近ブログで書いた。覚えている? 水俣病だ。

熊本県で企業が海に流した水銀で、住民が発症した病気。つまりは公害。その水俣病の患者として認定されたのは、わずか

15%。

これは、認定を申請した人に対して認められた人は、たったの15%しかいないっていうことだ。

「死の灰や放射能を振りまく事態を政府は黙って見ているだろうか。それはありえない」

そう言ったのは80年代、青森県の六ヶ所村に核施設を誘致した当時の知事、北村正哉さんの言葉だ(朝日新聞9月6日朝刊より)。

政府はきっと助けてくれる。日本人なら誰だってそう思うよね。

だってもしその立場が自分なら、助けるよ。原爆症患者や水俣病患者。苦しむ彼らを見たら、見殺しなんかできない。100%助けたい。大半の日本人はそう思うでしょ。

ところが事実は真逆。助けてもらえる人数は

1%、4%、15%。

これが真実。日本の実績だ。

だから、この数値を肝に銘じて覚えておいてほしい。

もしボクらが原発事故で放射線を浴びて、そのせいで病気になったとしても、認定される人はほんのひと握りだっていうことを。

1%か4%。よくって15%。

原発事故がおこったら、国が助けてくれるハズ。

なぁ~んてことは、期待しないほうがいいい。

考えが甘いよ。

バカを見ることになる。



※そうそう。最初に書いた毎日新聞の記者が書いた本は『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』。

福島県は、原発事故による県民の健康調査を、いかにズサンにやっているか。という内容だ。

つまり、もう始まっている。認定4%に向けた調査がね。


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