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2014年1月24日 (金)

放置された危険、隠された危険、知らせない危険

「原発の核燃料棒がメルトダウンした」ことを、東京電力が認めたのは、3.11の事故後2カ月たった5月24日。

でも、原子力に詳しい人によると、事故の翌日、3月12日朝にはもうメルトダウンしたことが判ったって。

※    ※    ※    ※

福島県の飯館村。原発事故直後3月15日、夜。モニタリングチームが放射線量を計測した。毎時78~95マイクロシーベルト。

年間ミリシーベルトに計算しなおすと、683ミリ~832ミリシーベルト。法律で定められた数値が年間1ミリシーベルト。生涯の被ばく線量は、最大100ミリシーベルトって決められている。その何百倍っていう数値だ。

住民をすぐに避難させるべきだった。でも、すぐに発表しなかった。

ヒドイでしょ?

政府が飯館村の避難を発表したのが、事故から1カ月後の4月。実際に全村避難したのが、その1カ月後の5月。

その間、人が住んでいた。

※    ※    ※    ※

民主党の馬淵澄夫さんって憶えてる。国土交通大臣をした人だ。

原発事故の直後、補佐官に任命されて、事後から1カ月後の5月には、地下水対策の必要性を打ち出した。

やがて地下水が汚染水となって海に流れ出す。それを防ぐために、地中に壁を作る。そういう計画だ。

それがもう、2年半近く前の話。

ところが予算がかかりすぎるので、東京電力はのらくらしてた。対策をしなかった。

去年の6月。汚染水が海に流れだし、今では1日300トンがダダ漏れ状態。昨日も今日も、どっさり流出しているね。

※    ※    ※    ※

っていう具合に、いつまでたっても何もしない。

メルトダウンしていても、その事実を明かすまで2カ月。
たくさんの人が被ばくしても、1カ月も放っておかれた。
大量の汚染水が流れ出すと判っていても、どう対策を練ろうか?って考え始めるまで、2年半。

これが、ニッポンの「原発の安全対策」ってヤツだ。

ステキでしょ?

安全なんて口先ばっか。てんでやる気がない。

今、東京都知事選まっさかり。脱原発だ、何だ、かんだって連日ニュースで騒いでいる。

原発が安全だ、なんて話はチャンチャラおかしいよ。都合の悪い事実は、全部隠そうとするし、金のかかる安全対策はいっこうにやらない。

メルトダウンも被ばくも汚染水も、すぐに判っていながら隠していた。知らせない、教えない、放置する。

原発の安全なんて幻想だ。




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