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2014年3月10日 (月)

福島原発は、今も人命をむさぼり食っている

3年前に事故を起こした福島第一原発は、今も多くの人々の健康をむさぼり食っている。

そんな記事が昨日の朝日新聞に掲載された。

3年間で働いた原発作業員の実に半数にあたる1万5000人が、年5ミリシーベルト(mSv)を超える被ばくを受けたことが判明。

年5mSvは白血病の労災認定基準。

ボクは労災の知識がないので、これをどう解釈していいのか判らないのだけど、第一原発で働いた1万5000人が、白血病になる可能性が高まるっていうことなのか?

原発収束に向けて現場で働く人間が、このような環境に置かれている。

これでは命と引き換えだ。先進国のやることではないし、後進国でもあってはいけないことだ。あまりにも無策としか言いようがない。

朝日新聞の記事にはこうある。

「東電は今年1月、敷地内の除染、高線量のがれき撤去、敷地のアスファルト舗装、線量表示器50カ所以上、ダストモニター10カ所以上設置、高線量箇所の遮蔽をおこなう考えを示した」

この記事から読み取れるのは、事故から3年。今になって、やっと東電は作業員の被ばくを防ぐ対策をする。……という考えを示した。と、言うこと。

原発で働く作業員の安全を、まったくもって軽視している東電の姿がうかがえる。軽視どころか、意識ゼロ。この3年、いったい何をやっていたのか?

もし作業員から白血病患者がでれば、保障するのは政府と東電。つまりボクラの税金と電気料金。原発被災者に必要な資金が、さらに別なところに使われる。

というか、新たに原発被災者を生み出している! それが東電のやり方だ。

朝日新聞の記事には、福島第一発電所長、小野明さんのこんな言葉が載っていた。

「(作業員の安全)対策を加速していく」

今まで、何を加速していたんだ? トロトロやってるんじゃねぇッ!ってボクは怒鳴りたい。

少なくとも、小野明所長の指揮下で働く作業員たちが、白血病の脅威にさらされていた。その数1万50000人。

東日本大震災で、直接的な原因で死亡した人に迫る数だ。よく、平気でいられるよ。

人命軽視。安全軽視。健康軽視。

それが原発作業の現場だ。そんな企業が、原発を安全に動かすことなど不可能。

このブログのタイトルは「福島原発は、今も人命をむさぼり食っている」だけれど、

本当に人命をむさぼり食っているのは、東京電力という企業なのだ。






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