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2014年4月 8日 (火)

被曝するまで避難させない  これが今の避難計画

原発事故でボクらに被曝の危機が迫っても、避難指示は出さない。

それが政府の方針だ。知ってた?

「世界最高水準の安全」を誇るハズの日本の原発の安全基準は、市民の命をないがしろにしてる。そんな事実がまたひとつ暴露された。

今、もっとも早い時期に再稼働すると言われている鹿児島県の川内(せんだい)原発。それなのに、事故に備えた住民の避難経路は未確定、避難訓練すら満足におこなわれていない。

先週4月3日、国会でその避難計画について答弁がおこなわれた。質問に立ったのは、俳優から国会議員になった山本太郎さん。

避難計画の作成には、SPEEDIを使って放射性物質の流れる方向を予測して、避難に役立てるのか?との山本さんの質問に対し

原子力規制庁の担当者、黒木慶英統括官は、SPEEDIは活用しない、と答えた。

SPEEDIは、文部科学省が所管する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム。どんなものかと言えば読んで字のごとし。

放射性物資が漏れた時、放射線の量や風向きをコンピュータで計算し、どの方向にどれぐらい流れるかを予測するシステム。

福島の原発事故までは、「万一事故が起こっても、SPEEDIのおかげで安全すみやかに避難できます!」と豪語していたい116億円のシステムだ。

そのシステムを使わない。というのが、今回の避難計画。マジで?

じゃSPEEDIを使わずに、どうやって避難するかしないかを決めるのか? 黒木さんによると

「拡散予測に基づいて避難行動を起こすことは基本的にはおこなわないと。あくまでも実測のですね、モニタリングの数値をもってですね、避難行動、あるいは防護活動をおこなうというのが原則として決められています」

という仰天発言。

て、ことはだよ、危険な放射性物質がこっちに飛んで来る! このままじゃ被曝しちゃうよ!という時は避難させない。だってモニタリングの数値は、まだゼロだモン。

あっ!飛んできた。今、ボクのまわりに放射性物質が飛んでいるよ。モニタリングの機械がこんなに反応してるモン。オレ、今、被曝中。ガンになるかも。

ってなって、初めて避難指示を出そうかってなる。

つまり、ボクらが放射性物質を浴びて『確実に』被曝するまで避難指示をださない。って言うのが、原子力安全規制庁の計画だ。

ビックリでしょ。

被曝から市民を護る、という基本のキの字が抜け落ちちゃってる。これがニッポンの誇る「世界最高水準の安全」だ。

原発の近所に住んでる鹿児島県薩摩川内市、およびその周辺地域に住む皆さん。被曝の覚悟、できてますか!?


※ちなみに、この国会答弁の内容を文字にして公開しているブログがあるので、興味のある人は読んでみてください。動画もあります。今日紹介した黒木統括官の言葉は、そのブログから抜粋してます。
「まっちゃんのブログ」 14年4月4日より
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11813769433.html






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