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2014年7月 4日 (金)

原発事故以来、渋滞がなくなった町

原発事故の前と後で、明らかにちがうこと。

ボクは夏が近づくと、仕事で仙台や山形にクルマで出かける。東北自動車道を、栃木、福島、宮城って走りぬけて行く。

たいがいは土曜の朝に家を出て、日曜の夜に帰ってくる。そのとき苦労するのが那須の渋滞。

那須というのは栃木県の北部にあるリゾート地。東京から160キロほどにあって、古くから別荘で栄えた町だ。

土曜の昼前に那須インターを通り過ぎると、出口の手前から降りようとするクルマが高速の路肩に列を作って並んでいた。

そして日曜の帰りともなると、東京に戻る車線は、那須から大渋滞に遭遇する。那須に遊びに来ていた人たちが、東京方面に向けて一挙に帰途につくからだ。

その大渋滞が、原発事故以来なくなった。4度目となる今年も、6月末は渋滞なし。

那須は福島県に隣接している。

福島第一原発から大量の放射性物質が放出されたとき、それは福島の内陸(中通り地方)に流れ、東北自動車道や東北新幹線、国道4号線が走る盆地を、福島から那須へと流れて行った。

事実、那須にはホットスポットが多数あると報じられた。

でも、除染はしたのか? 昨日のブログでも書いたけれど、福島県以外での除染は予算がおりずほとんどおこなわれていないと言われている。那須は除染をしたのかな?

那須と言えば、ウチではよく駅前のスーパーで、那須の牛乳を買っていたけれど、原発事故以来、見なくなったよ。もちろん、売っていたとしても、ボクは買わないけれど。(これはあくまでもボクの個人的意見だ)

那須は、酪農でも有名な地域だ。以前は夏によく遊びに行った。

去年11月、日本よりも原発を推進しているフランス。そのル・モンドと言えば、フランスでもっとも信頼されている新聞だけれど。

フランスでは魚を原料にした医薬品を作っているが、日本で獲れた魚を使用禁止にしているという記事が、そのル・モンドにあった。

どんなに最小限のリスクも「ノン!」というのが、原発先進国のフランスの考え方。

へぇ~ってボクは思ったんだけど、フランスの医薬品、とっても信頼できるね。

それにひきかえ信頼されていないから、那須の渋滞がなくなっちゃったんじゃないかな。みんな、那須に行かなくなったんだ。

これは風評被害じゃない。むしろ、人の正常な防衛本能だ。

放射線が強い地域に、子供や家族を連れて遊びにいくとは考えない。

もし、福島や那須の食材を信頼されるものにしたいのなら、徹底して検査して、その検査内容をすべて公表する。

「検査限界以下」とか「基準値以下」などという中途半端はやめるべきだ。放射性物質がゼロのものだけを販売する。

そして除染を徹底する。

福島県以外でもしっかりと除染し、法令で定められている公衆衛生基準値の年1mSv以下にする。

ところが、除染もしない、基準値も20倍までOKとする、福島県以外は保証金もでない。

そんなことをっやっているから、誰も信用しなくなる。

実は、風評被害を起こしているのは、国や環境省、放射線の影響を故意に過小評価しようとする自治体の姿勢にある。

ボクは信頼できるものを食べたい。どんなに最小限のリスクも「ノン!」と言う、フランスの化粧品みたいなね。

除染、検査、放射性物質をできるだけ乗り除いた食品と土地。

それさえ徹底すれば、また那須のインターチェンジに渋滞が戻るはずだ。

4年前まで、ボクは那須の渋滞がとってもいやだったよ。でもあの渋滞こそが日本人の幸せだったって、今にして思うんだ。

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